2014年8月1日金曜日

テルミヌスキックオフイベント弐の段「義太夫を聴く会~珠洲公演~」終了。

テルミヌスキックオフイベント弐の段「義太夫を聴く会~珠洲公演~」(会場:湯宿さか本)、無事に終了しました。

30名ほどが入ればちょうど良い大きさの会場に、何と44名ものお客様が来てくださいました。

昔ながらのライフスタイルを大切にしながら、おもてなしを行っている「湯宿 さか本」の古民家調の空間と

その中で行われた人間国宝の女流義太夫・竹本駒之助氏、鶴澤津賀寿氏の迫力の演目。

あっという間に過ぎ去った圧巻の1時間でした。

お暑い中、ご来場くださった皆様、ご協力くださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。




 

2014年7月14日月曜日

公開講座の様子をご紹介いただきました。

先日の「里山里海マイスター育成プログラム」の様子をHARNET(歴史的建築物活用ネットワーク)のページでご紹介いただきました。

この公開講座の開催にあたり、協力してくださった関係者の皆様に心より御礼を申し上げます。


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みなさん。こんにちは、歴史的建築物活用ネットワーク事務局です。

先週、7月5日(土)、能登「里山里海マイスター育成プログラム」(金沢大学主催)にて共同代表の安藤邦廣が講演機会をいただきました。


本プログラムのコーディネートをされた「テルミヌス」の皆さん、マイスター事務局の皆さんのご尽力のおかげで、奥能登で活動されている建築家である高木先生、萩野先生他、多くの方々のこれまでの取組と、新たな取組が紡がれる契機となったのではないかと存じます。

 自然に人の手をかけ続けることであり続ける豊かさ。それらを支える生活技術の多様さ。こうした佳さを継承したいと願い、活動されている皆さんより、多くのものをいただきました。以下、「テルミヌス」代表の渋谷梓さんのコメントとなります。


 皆さん、是非、奥能登の取組にご注目下さい。皆様、お礼が遅くなってしまいましたが、どうかこれからも宜しくお願い致します。


https://www.facebook.com/historicarchitecturenetwork?fref=nf


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2014年7月10日木曜日

キックオフイベント弐之段「義太夫を聴く会 珠洲」開催決定。

テルミヌス・キックオフイベント壱之段が終わったばかりですが

 なんと引き続き、来月にキックオフイベント弐之段を開催いたします!

次回は人間国宝・竹本駒之助氏(女流義太夫)をお招きします。

古民家調の湯宿さか本で、義太夫の調べをぜひご堪能ください。

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内容:『義太夫を聴く会 珠洲』

日時:7月26日(土) 18時開演

場所:湯宿さか本(石川県珠洲市上戸町寺社15-47)

料金:5000円
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2014年6月26日木曜日

里山里海マイスター講座「能登半島の古民家と里山里海の未来」






 7月5日(土)の「里山里海マイスター養成講座」(金沢大学主催)は、古民家をテーマに行われます。テルミヌスメンバーでもある受講生の提案により実施するもので「公開講座」となっておりますので、興味のある方はぜひご参加ください。
 以下に概略を掲載します(一部変更となることもあります)。


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「能登半島の古民家と里山里海の未来」
  日時:平成26 年7 月5 日(土) 9:30~16:30      
  場所:旧勝東庵(珠洲市蛸島町)と現地見学

【講義のねらい】
 能登には、茅葺きあるいは能登瓦の屋根、アカマツやクリの梁を使用した伝統構法の家、潮風を避ける間垣、稲を干す稲架(ハザ)など、長い歳月の中で培われてきた建築物が今も数多く遺っており、「日本の原風景」とも称される里山里海の景観を構成する重要な要素にもなっています。しかし、一方では、活用されないままに朽ちていきつつあるものも少なからずあり、民宿やレストランへの転用などその活用に当たっても、法制度の問題等があることが指摘されています。
 能登の古民家の持つ価値とは何なのか――単に文化財的な視点から捉えるだけではなく、日常の生業や暮らしの延長線上で利活用を図り、貴重な地域資源として次世代へ受け継いでいくために、今、何をどうしたらいいのか。その課題と方策について、全国の事例を知る安藤先生と能登の古民家保存の状況に詳しい萩野先生から学び、行政の方々にも加わっていただいて意見交換をしたいと思います。

【スケジュール】
午前の部(司会:江田敏昭)
講義:「古民家再生における課題と展望」(仮) 9:30 ~ 10:30
 講師:安藤邦廣(筑波大学名誉教授、歴史的建築物活用ネットワーク共同代表)
 民家を建築する過程には、様々な職人の技が集約されています。自然共生、循環型社会の構築が求められる今、古民家がもつ価値はどこにあるのかについて、全国での古民家活用の実績・事例を交えてその課題と展望、能登における空き家活用の意義や可能性について講義していただきます。

話題提供:「能登の土蔵修復や古民家再生の実践と課題」 10:30 ~ 11:00
 講師:萩野紀一郎((萩野アトリエ、まるやま組、金沢工業大学非常勤講師)
 能登に移住した際に借りた民家の応急改修から、2007年の能登半島地震で被害を受けた土蔵や民家の再生、近年手がけた古民家改修事例など、能登における具体的な再生事例を紹介し、その過程やそれに関わった人たちとの協働作業から見えてきた、様々な課題、困難、魅力や成果について講義していただきます。

トークセッション 11:15 ~ 12:00 (進行:渋谷 梓)
 上記お二人の講師にHARNET(歴史的建築物活用ネットワーク)事務局の西本千尋さんにも加わっていただいて、持続可能な能登の地域づくりや里山里海景観の保全に向け、古民家活用にどのような意味があるのか、そのために乗り越えるべき課題は何かなどについて、受講者からの質問にも答える形で意見交換を行います。
 また、受講生有志らによる「古民家どこどこ調査」を通じて浮かび上がった能登の古民家の現状や、古民家の清掃活動などについての報告も行います。


午後の部(里山里海マイスター受講生は貸切バスで移動します)
古民家活用事例視察 13:00 ~ 16:30 (コーディネート:米田幸助、落合 紅)
 ①TSUBAKIHARA(若山町鈴内)13:20 ~ 14:00
 ②乗光寺庫裏(飯田町)14:15 ~ 15:00
 ③古民家もより(上戸町北方)15:15 ~ 16:15


【講師プロフィール】
安藤邦廣 (あんどう・くにひろ)
 筑波大学名誉教授、歴史的建築物活用ネットワーク共同代表
 (プロフィール) 1948 年生まれ。筑波大学名誉教授・一級建築士。木造建築のデザインと技術開発を研究。「里山建築研究所」では、伝統・現代技術からなる板倉の家づくり他、日本の森林資源の大きな循環の回復を目指した古民家再生や里山保全の活動も展開している。

萩野紀一郎 (はぎの・きいちろう)
 萩野アトリエ代表、まるやま組代表、金沢工業大学非常勤講師、輪島土蔵文化研究会前理事長
 (プロフィール) 1964年生まれ。建築家、工学博士。東京、フィラデルフィアで、設計および教育活動後、2004年能登に移住。住宅やオフィスなどの設計から、土蔵や古民家の保存・改修の設計やワークショップなども手掛ける。また、建築だけでなく、里山のくらしやライフスタイルについて模索し、実践を試みている。







2014年6月24日火曜日

「マイスターマッチ」の出展報告。

能登「里山里海マイスター育成プログラム」の、現役生と修了生を繋ぐ、「マイスターマッチ」というイベントに、テルミヌスのブースを出展させて頂きました。

ブースでは簡単な活動紹介やチラシ配布を行いましたが、本格的に活動を行っている方が非常に多く、とても良い刺激を頂きました。

このような活動から繋がる、ひとつひとつの縁を大切にしていきたいです。


 
 
 

2014年6月9日月曜日

『キックオフイベント壱之段~神田京子独演会・真打お披露目能登~』終了しました。

テルミヌス初の古民家イベント『キックオフイベント壱之段~神田京子独演会・真打お披露目能登~』、無事大盛況にて終了いたしました。

約60名ものお客様にご来場いただき、皆様のおかげで素晴らしいスタートを切ることができました。

宝湯の古き良き大広間の空気の中で、笑いあり、涙あり、伝統の日本舞踊から英語の浦島太郎のお話まで、盛り沢山の内容の講談を繰り広げて頂きました。

テルミヌス初期メンバーも、真打お披露目の口上に参加させていただきました。

苦笑いをしつつも優しく受けとめてくれた神田京子さんとお客様に感謝の気持ちでいっぱいです。

ご来場くださった皆様、出演してくださった神田京子さん、会場を提供してくださった宝湯さん、そして協力してくださった皆様、本当に本当にありがとうございました。


チケット特典のお風呂券(宝湯入浴券)は6月末まで有効ですので、まだ入浴されてない方はぜひぜひご利用下さい。

 



 

2014年5月12日月曜日

キックオフイベント壱之段、開催決定。

テルミヌス、キックオフイベント壱之段の開催が決定しました!


珠洲市宝立町に佇む、天然温泉の銭湯・宝湯。

銭湯の横の入口を開けると、そこに広がるのは真紅の絨毯が敷き詰められた大階段。

その先にある小さな螺旋階段を更に登ると、100畳の大広間が訪れる人を歓迎してくれます。

かつては芝居小屋・宝座として賑わっていた趣ある古民家の空間で、国際的に活躍する講談師・

神田京子氏をお招きして公演を行います。

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内容:神田京子独演会 真打お披露目能登

日時:6月8日(日) 開場:18時半/開演:19時

場所:宝湯 3階(石川県珠洲市宝立町鵜飼2-16-2)

チケット:前売り2000円(当日3000円)(お風呂付き)

特典:チケットに付いている「お風呂券」で、1階の宝湯に無料で入浴できます(有効期限:6月末まで)
※入浴の際は必ずチケットに付いている「お風呂券」をお持ちください
【宝湯・営業時間 15時~22時】
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古民家の魅力を少しでも多くの人に知ってもらおうと始めた、テルミヌスの古民家イベント・第一弾。

趣ある空間で語られる神田京子氏の魅力あふれる講談を、ぜひ体感して頂けると幸いです。



 

2014年4月15日火曜日

定例ミーティング(4月19日)のご案内




先日案内させて頂いた、団体テルミヌス『第2回 定例ミーティング見学会』ですが、今回は落合紅さん主催の『アカニシ貝を食べる会』と合同で開催することになりました (*^ ^*)

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日時:4月19日(土)
 ① 定例ミーティング見学会:18:30〜(※時間が変更になりました
 ② アカニシ貝を食べる貝:19:30〜
会費:2500円(+別途、各自の飲み物代)
場所:かつら寿し(①・②とも同じ場所です)
石川県珠洲市正院町正院1-49
http://loco.yahoo.co.jp/place/e217b9f783badba81f2474d6664509c1b65fc79e/
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■①・②どちらか片方のみの参加もOKです (^ ’)b
■①今回の公開ミーティングは、前回より更に進んだ具体的な内容になる予定ですので、以前参加
 された方もそうでない方も気軽にご参加ください ♪
■当日宿泊希望の方は、宿泊場所を下記の通りご用意いたしますので、ご一報ください。
 女性:2000円・『小さいおうち』の2階のゲストハウス
 男性:無料・正院の安宅さん宅(寝具などが無いため、寝袋などを各自ご持参ください)

皆様のご参加、お待ちしております~!
(渋谷 梓)



2014年4月14日月曜日

港の倉庫


現在の七尾港


Facebook、宮下三郎さん(七尾市一本杉町在住)のタイムラインから引用(↓)。「どこどこ調査」のメンバーのみなさんも結構に興味がお有りだったようで、「いいね!」やコメントをたくさん頂戴しました。中には、昭和29年の七尾港の航空写真を持ち出された方も。

(文責:江田敏昭)

 ……………

ここ通る際、いつも思うのだが、なかなか愛嬌のある顔してる倉庫(御祓川河口に面する位置にある)である(七尾市昭和町)。

註) 戦後間もなくまで、ここが埠頭(三島町埠頭)付根付近で、もう少し海側(清水造船)辺りの両側は完全に海であったが、その後埋めたてられ、昭和町、寿町、桜町が出来た。昭和町の名の由来は勿論、そこから来ている。この倉庫はここが埠頭であった時の時代からの倉庫ではなかろうか。

(宮下三郎)



 ……………

「小さいお家の絵本のような窓と扉 (*´▽`*) 」 (能登島在住 Nさん)




「のまねこデコレーションww」  (七尾在住 Sさん)



「あ、この倉庫は。。もしやこの辺りにと思いまして写真を見返してみました。ここに写っていませんか?

この写真は海上保安庁HPにある昭和29年11月に撮影された、わずか60年前の七尾港です。

力道山が活躍し、ひばりがマドロスさんを歌い、50銭以下の小銭が消えたころ、ここに写る船は、能登町小木と七尾を行き来していました。

曾祖母が七尾から嫁に来たときはこの船で来たのかな。どんな荷物を持って乗船したのかな。小木から船で運んだ積荷を一時的に七尾の港にあるこの倉庫へ仕舞ったのかな。商社的な役割を果たす人も七尾にはいたでしょう。これらの写真から、当時の交流が透けて見えてくるようです。

写真をよおーく見るとトラックらしいものが一台写っているようにも見えます。

わずか60年で時代はこんなにも大きく変わるのだから、毎日の積み重ねを大事にしようと思わせてくれます」   (能登町小木出身 Fさん)

「写っとる  ^o^!



2014年4月7日月曜日

3月21日、臨時ミーティング開催。


年度の切り替わり、何だかバタバタしていてご報告が遅れましたが(って、一応の言い訳しますが)、3月21日、金沢大学能登学舎(旧・珠洲市立小泊小学校)で、あの藻谷浩介さんの講演会(泉谷珠洲市長・中村金沢大教授との鼎談も)がありました。

講演会のあと、わざわざ東京から見学に来てくださったNさんにも加わっていただいて、テルミヌスの事務局メンバーと臨時のミーティングを行いました。

(文責:江田敏昭)


今日は、いろんな話をお聞きすることができ、学びの1日でした。

昼間は、経済懇話会主催の講演会で、藻谷浩介さんにお越し頂きご講演を頂きました。




今回の講演会は、青年会議所のメンバーが主体となり実現化されたもので、私もメンバーの一員として誇らしいです。藻谷さんの誘導などをさせて頂いた関係で、お越し頂いてから藻谷さんと一緒にいさせて頂くことができ、講演でお話をお聞きできた上に、直接お話をお伺いできたり、私なりの考えを少しだけ話させて頂いたり出来ました。


「へんざいもん」で昼食を摂っていただきました。

お話の内容は、人口動態から見た将来の珠洲市と、その里山資本による可能性。参加された皆さんが今回の講演を通しどのように感じられたか、アンケートの内容を見るのが楽しみです。講演後は、珠洲市長と金沢大学の中村先生をパネリストに迎えてのディスカッション。中身の濃い講演会になったように思います。




講演後、藻谷さんは多忙のため、すぐに帰路へ。のはずが、多くの方に声をかけられ質問をされたり、会場を出るまでけっこう時間がかかる程の人気ぶり。藻谷さん、今回は珠洲までお越しい頂き有り難うございました。また、パネラーとしてお越し頂いた泉谷市長、中村先生。本当に有り難うございました。中村先生は、明後日またもイフガオ(フィリピン)へ行かれるらしく、本当に多忙な中を珠洲までお越し頂きました。






会場の設営の片付けをした後は打ち上げ!

に行きたかったのですが、重要なゲストに珠洲にお越し頂いており、その方と食事。現在、国が進めている「国家戦略特区」に関連して、建築基準法や消防法、旅館業法の規制緩和など、珠洲の可能性が広がる、先進的な素晴らしいお話をお伺い出来ました。その後は美味しいご馳走とお酒も入り、話の内容も広範囲に。ざっくばらんに話せ、有意義な時間となりました。




2014年4月4日金曜日

ちょっと変えたらできること。


この投稿は、京町家を巡って展開されたFacebook上の女子会トークを再録したものです。発端はWさん(東京在住)がリンクした京町家の記事を事務局Oがシェア、これにNさん(能登島在住)が乱入(笑)して来て、有意義な(面白い?)鼎談に発展しました。

        【京都に行ったら町家に泊まろう!一棟貸切京町家7選】 京都には今なお多くの町家が残っていますが、
        町家を一棟まるごと貸り切って泊まることができるんです。せっかく京都に行ったなら、京町家に泊まって、古
        風情を満喫してみてはいかが?  オススメの一棟貸切の町家をご紹介します。


【O 古民家のこんな使い方も素敵 ♪

 能登に行ったら古民家に泊まろうとか、すてきじゃない??
ピーさん、長期滞在で東京のマンスリーマンションとかをさんざん調べたらしいけど、週一くらいで掃除が入って、なおかつゆっくりできるとこって、すごい需要があるみたい。
…なんかさ、そーゆうのなら、古民家マンスリーとかも出来そうじゃない??

【O ありだよね。会社の研修とかも、古民家貸し切ってとか、Iターン希望者には、まずお試しで住んでもらうとか?
んっ、良いよ‼︎

 なんか、マンスリーマンションてさ、自分で料理も洗濯も掃除も出来るんだけど、人の手も要るよね。でも、朝御飯はちょっと出たりするよとか、ランドリーサービスも使えるよとか、毎週月曜日はお掃除の人が立ち入りますよとか。そんな感じなのさ。
これを能登に置き換えたら、都会の人も、外国の人も、滞在し易いんじゃないかなと思う。
例えば、能登の朝御飯食べれるとこあるよ、クリーニング屋さんはここだよ、毎日ローテーションで部屋を掃除しにまわる仕事の人を作るとか。…こんな感じ?

【O 確かにそれだと使い易いね。需要がありそう。フランス人のテレビクルーとか、家を建てに来る職人さんとか、結構うちのお寺でお預かりする人も、みんなそんな需要だもんね。問題は珠洲には朝御飯をやっている所がないんだよね。

N】 この記事、コメント読むだけで面白そう!
タイのチェンマイってプール付き一軒家で1ヶ月3万円でお手伝いさんが入るので、日本人には大人気なのね。
しかも、タイって、屋台で御飯食べる習慣だから気楽だし、1ヶ月1万円の食費で毎日が大宴会。あ、タイの宣伝じゃないからねっ! ( ´艸`)

【O あんまり使用しないときには管理しなくても良い設備、それだったら良さそうですね。

N】 もちろんっ! ガッツリやなく、片手間で出来ること――半X半Y(半農半漁の捻りです←事務局注)の基準での試算ねっ! ^^
そっか、来る人居れど…。 生活に密着した「朝御飯」かぁ…、う~む…。 期間区切ってくれるなら、私(レストラン自営)から朝御飯出前もいいかもな。うーむ。(笑)

 あれ、でもさ、パン屋さんなかったけ?? 朝からやってたら、そこを案内するとかー??
 あとは、おにぎりここで買えますよ、とかー。道の駅とかで買えたり出来たらベストなんだけどー。  ((o( ̄ー ̄)o))
それに、とーゆう仕事を作る!――朝御飯を作る人っ!
あ、それと、WiFiは必須です!!!

【O そうだね。パン屋+珈琲屋で何とか出来るかも。2軒とも、あまり朝早くからやっていないけど、前日に買っといて貰っても良いものね。
WiFiは、光(フレッツ?)もそろそろ来るみたいやし、何とかならないかな。 (^-^;)

N】 そう言えばっ! 美味しい珈琲もあるじゃん! 朝御飯を作る仕事、サポートするくらいなら、私でも出来るぞっ♪ だって、家、料理教室もできる厨房だもん。 ( ´艸`)
でも、WiFiが一番ネックかも。(ノД`) 通信費稼がないとーっ! (笑)

【O 朝御飯づくりのサポート、良いですね ♪ こうゆうの出来ると楽しそうですね。

 うまく形になったらいいですね! 東京から応援してますし、アイディアも出せたらいいなと思ってます! ヾ(´ー`)ノ

N】 来る人、暮らす人、みんながシアワセになって、より堅実的&リアルなアイデア!(*'▽'*) お願いしますね~!
うんっ!(*'▽'*) アイデアを形にしていけたら、本当に楽しい! 実際に、家では、若い人が能登で店を出せるようにサポートWS(ワークショップ)をやっていく予定です。 ( ´艸`)

 珠洲やったら、結構、すぐできそうな気がするけどね。なんか、環境揃ってる気がする。
(  ̄▽ ̄)
今すぐできることと、ちょっと変えたらできることと、出来ないなってことを、一度整理してみるのもいいかもねん! ((o( ̄ー ̄)o))

【O うん、一回整理してみる~。
(文責:江田敏昭)



2014年3月30日日曜日

蛸島の店舗兼用住宅


鍵主哲さん(珠洲市在住)がご紹介くださいました。写真は、昨年の春に撮影されたものだとか。

昔は、こんな感じの学校や公民館、医院などが結構ありましたが、住宅(現在も住んでいらっしゃるようですが)としては珍しいのでは、と思います。

奥に見える土蔵も、なかなかいい感じです。

珠洲は、桜の季節までまだ半月以上必要です。(哲)

(江田 敏昭)




2014年3月26日水曜日

能登地域における空間アートプロジェクト研究成果報告展


【この投稿は、Facebookの公開グループ 『能登の古民家 どこどこ調査! !』 から転載したものです】


藻寄邸(2月20日に紹介済み)の
 《珠洲焼プロジェクト》
今日から始まりました。30日までです。
早速、見てきました。

金沢美術工芸大学の彫刻科の学生さん達の作品「風の音プロジェクト」
珠洲焼き以外の陶芸作家さん達の「新たな珠洲焼の可能性検証事業」
金沢美術工芸大学の先生方の作品「珠洲焼インスタレーション」
展示構成は同美大の空間デサインの先生方がされています。

藻寄行蔵氏にちなんで珠洲の塩が展示のアクセントに成っているのが印象的でした。古民家の中で自然に、そして存在感ある珠洲焼の不思議な感じの展示。藻寄邸をゆっくり見学するチャンスでもあります。
ぜひ、いってみて下さい。


作品の写真は殆ど載せておりません。行ってご覧下さい。











(落合 紅)


2014年3月16日日曜日

3月15日、定例ミーティング開催。



【この投稿は、Facebookの公開グループ 『能登の古民家 どこどこ調査! !』 から転載したものです】

テルミヌスの定例ミーティング見学会&懇親会(3月15日)、無事終了いたしました!
お集まり頂いた方々、本当にありがとうございました・・!!




参加してくださった方から多種多様な貴重なご意見をいただき、色々な方との繋がりは何事にも代え難い宝だな・・と心から実感した1日でした。
改善点も沢山あり、まだまだこれからのテルミヌスですが、関わってくださる方々に 「協力した甲斐があった」と将来思ってもらえるような、そんな団体に成長していけるよう頑張りたいです。

みなさま、こんな私たちですがこれからもどうぞよろしくお願いいたします! 
(渋谷 梓)


2014年3月11日火曜日

定例ミーティング(3月15日)のご案内


テルミヌス事務局の渋谷です。(^ ^)


「テルミヌス」とは? →珠洲市を拠点に、古民家保全事業を行う団体です!

…と、先日ご案内させていただきましたが、今週末に定例ミーティングの見学会を開催することになりました♪

古民家にご興味ある方、もし良ければ見学会に参加してみませんか?(*^▽^*)

(ちなみにFBグループ 「能登の古民家 どこどこ調査!!」 はテルミヌスの活動の一環として作成されたグループです。)

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日 時  3月15日(土) 18時~(約1時間)
場 所  珠洲市飯田町 
内 容  今後の活動などについて

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見学会後、珠洲市内で懇親会を予定しております♪  (希望者のみ)

「参加したい!」という方いらっしゃいましたら、場所などの詳細をお伝えいたしますので、渋谷まで気軽にご一報ください。(^ ^)


(渋谷 梓)

2014年3月10日月曜日

『ラダック/懐かしい未来』


■ 原 題   Ancient Futurs― Leaning from Ladakh
■ 著 者   ヘレナ・ノーバーグ・ホッジ
■ 翻 訳   『懐かしい未来』翻訳委員会

Amazon書評   
1975年、ヒマラヤ山脈の西端部ラダックに調査に入ったヘレナ・ノーバーグ・ホッジの膨大なフィールドワークの結晶。ラダックの伝統的な生活を手放しで礼賛しているわけではありませんが、人々の生き生きとした暮らし、そしてそれが壊れていく様子、どの章を読んでも心動かされます。
第1部 伝統:近代化以前の暮らしが生き生きと描かれています。夏は暑く、冬は厳しい寒さ、沙漠の中の小さなオアシスのような場所で、人々は生活を楽しみ、ゆったりとした時間が流れています。現金収入はほとんどありませんが、外部との交易で入手しなければならない物資は少なく、互いに助け合うことで労働力を補います。ヘレナは、お金はなくても、つつましやかで豊かなラダックの人々の暮らしを活写しています。
第2部 変化:1980年代以降、急激に起こった観光が貨幣経済を持ち込みます。ヘレナは、近代化によって壊されていく伝統的な生活を冷静に、しかし、深い悲しみをもって描きます。それは、単なるノスタルジーではありません。生活の質の劣化と貧困。豊かなグローバル化した経済に「開発」の負の側面がとてもリアルに描かれているのです。現場にいて、変化を見続けた者だけが語りうる力をもった言葉が並びます。
第3部 ラダックに学ぶ:ヘレナは、西欧型「開発」の限界と問題点を明らかにし、もっと違う開発が必要である、と説きます。その土地の自然と調和し、世界中の誰をも不幸にしない開発の仕方を求めなければなりません。私たちは、ラダックの人々の伝統的な暮らし、そして「近代化」がもたらした、生活と自然の破壊を学ぶことができます。

本書が出版されたのが1991年、日本語版が出るまでに11年かかっていますが、本文を読めば、その理由が良くわかります。これほどまでに丁寧な訳文を書き起こすための苦労はいかばかりだったでしょう。日本語としてこなれよく、しかも現地の事情を熟知していなければ書くことのできない訳注が読解を助けてくれます。美しいカラー写真や本文中のモノクロ写真も、ラダックへの関心をかきたてる力を持った良書です。





「押し寄せる近代化と開発の波の中で、ヒマラヤの辺境はどこへ向かうのか? ラダックに学ぶ環境と地域社会の未来」(帯書き)―― 拙ブログのサブタイトル(キャッチフレーズ?)は、本書の書名から拝借したものです。
(江田 敏昭)





NPO法人テルミヌス、設立準備中!!


古民家に興味があるみなさん、良ければ 『テルミヌス』 の集まりに参加してみませんか?




●『テルミヌス』とは?
 →珠洲市を拠点に、古民家保全事業を行う団体です。(2014年春頃にNPO法人化予定)

●どんな活動?
 →古民家イベント開催・古民家に関する勉強会・古材バンク・古民家情報収集など、様々な活動
   を行う予定です。
      ※FBの「能登の古民家 どこどこ調査!!」は、テルミヌスの活動の一環として作成されたページです。 (^ ^)ゝ

●ちょっと興味がある…
 →まずは、定例ミーティングを見学してみませんか?
   ・定例ミーティング:2週間に1度(不定期)
   ・場所:主に珠洲
   ・日時:基本的には週末(里山里海マイスターの講座の後に行われることが多いです。)

現在、テルミヌスのメンバー(会費:500円/月)も募集中です。 ヾ(*´∀`*)ノ

ちらっとでも興味を持たれた方はコチラまで気軽にご一報ください♪
 → terminus.suzu@gmail.com
(渋谷 梓)



私たち(テルミヌス)について


 「テルミヌスってどういう意味?」というご質問をよく受けます。

 これは、古代ローマの神話に登場する神の名で、帝国辺境の目印として、その胸像が置かれていたとも伝えられています。日本で言うところの「道祖神」みたいなものでしょうか。転じて、「ターミナル」(終着駅)の語源にもなったようですが、一つの旅を終えて、また次の旅を続ける場所、と言うことも出来るように思います。

 私たちが活動のフィールドとする能登は、三方を海に囲まれた土地。古代、令制国としての「能登國」が出来たのは養老二年(七一八年)のことで、大化の頃から数えておよそ七十年後、延喜式では〈大国〉に類別されている越前国から、羽咋・能登・鳳至・珠洲の四郡が分立した〈中国〉として成立しました。近年は、他の多くの半島地域と同じく人口の流出に悩んでいますが、長い時間の中で育まれて来た固有の習俗や文化、景観などがが評価され、二〇一一年(平成二十三年六月)、「能登の里山里海」として、新潟県佐渡市の「トキと共生する佐渡の里山」とともに、日本で初めて世界農業遺産(GIAHS)に認定されました。

 私たちは、新たに特定非営利活動法人(NPO)を設立するに当たって、この「テルミヌス」を法人名として戴することとし、活動の手始めに、能登の各地に点在する古い民家の情報を調査・収集しつつその活用を図っていくほか、今後は、祭礼や民俗行事などの保全・継承にも努め、「日本の原風景」とも称される能登の姿を多くの方々に紹介していきたいと考えています。

(発起人グループ一同)





(参 考)

1 『世界大百科事典(第2版)』(平凡社)
  テルミヌス【Terminus】 古代ローマで,所有地の境界に立てた標石や標柱の神。一説では,第二代の王ヌマがこの神の崇拝を定め,カピトリウムの丘に神殿を奉献した。のち,その場所にはユピテル(ジュピター)の神殿が建てられたが,頑として移動を拒んだテルミヌスは,そのままユピテル神殿内に鎮座し続けたという。 

2 『新英和中辞典』(研究社)
  【terminus】(名詞)
   ① a.(鉄道、バスなどの)終点、b.終着駅、ターミナル
   ② 終端、末端

3 横川善正『ホスピスが美術館になる日』(ミネルヴァ書房)
  「テルミヌスの庭」なるものが一体どこにあるのかと聞かれても、実は即座に答えようがない。地中海のどこかにある島の、糸杉やオリーブの樹に囲まれたような実在の庭ではないからである。これから案内する「テルミヌスの庭」とは、終わりを始まりとするところ、あるいはギリギリの局面にありながら人生を有意義に送るところ、広い意味での「終の住処」が「創作の場」へと転ずるところを指している。
  …テルミヌスの具象的な彫像がつくられたのは、…ルネッサンスを迎えたヨーロッパ大陸においてであった。とくに、オランダの人文主義者デシデリウス・エラスムスや肖像画家ハンス・ホルバイン(子)に負うところが大きかった。…初老を迎えたエラスムスは、なにかの記念にとおもったのであろうが、ヨーロッパ各地で彼の衣鉢を継ぐ弟子たちに送るために、自身の肖像を彫った印璽(シール)をこしらえた。その裏面には、テルミヌスの胸像と、「私は譲れない」(Concedo nulli コンケドーヌーリ)の文字が台座に刻まれている。